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[書評]サラリーマンだけが知らない 好きなことだけして食っていくための29の方法 立花岳志 著

1.サラリーマンに向けた人生を輝かせるための指南書

立花岳志さんは、No Second Life というブログを運営しているプロフェッショナル・ブロガーだ。長年勤めた会社をやめてフリーランスに転向、ブログを書くことを中心にセミナーやコンサルとして活躍している。

自身初となる合宿セミナー「3/21(祝)〜3/23(日) 3daysブログ合宿セミナー in 三浦海岸」には私も参加して、ご本人と初めてお会いしてきた。

 

サラリーマン出身の氏の活躍ぶりは私のような現役サラリーマンばかりでなく、幅広い層から支持を集めている。

その理由は、著書のいたるところからも感じ取ることができるが、ストイックなまでに自己管理されている氏のライフスタイルが、氏のフリーランスとしての活躍のベースとなっているということだろう。

そこにあるのは、流行に惑わされることなく自分スタイルを徹底して貫いている氏の強い信念である。最近流行のノマドワーカー的能天気な人生観などは微塵も存在しないのだ。

そんな氏の新著が「サラリーマンだけが知らない 好きなことだけして食っていくための29の方法」(大和書房)である。

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2.「サラリーマンだから不自由というのは時代遅れ。」

「フリーランスになれば、好きなことができる」そういう想いを抱いてフリーランスに転向する人も多いと聞くが、必ずしもそうとは限らない。

少なくともサラリーマンでいる限りは、平均すると毎週2日程度の休みがあり、その他にも決まった休みというものがある。とすれば、この休みの時間を有効に使うことで、やりたいことをやるという方法もあるのだ。

しかし、フリーランスになってしまえばそんなことはもう出来ない。

人より抜きん出た何かをもっていればいいのだが、そうでなければ、

その先には「自由」な人生ではなく、「お金に縛られ」「お金がなくて困る」人生が待っている

不自由な人生を送ることになる。

自分がフリーランスに向いているのかどうかもしっかり見極めた上で、充分に準備をしてからフリーランスに転向することが大切だということを、氏は強調している。

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3.「備えができている人は突っ走れる。」

人生において大きな決断をするときに、一発勝負のようなことをしてはいけない。

大きな決断というものは、綿密な計画と周到な準備をしてこそはじめてできるもの。

勝負をするという精神状態にあるということは、準備がまだ不足していることを意味する

と警鐘を鳴らしている。

充分な準備をして行なう決断というものは、踏み外すことのない確実な一歩を踏み出すということなのだ。

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4.「やりたいことがあるなら、やらないことも決めなさい。」

氏の前著『ノマドワーカーという生き方』(東洋経済新報社)のなかでも、

「何か重要なことを始める時には、『何をやめるか』とセットで決める」ことが大切です。

新しい習慣を生活に追加する時には、必ずセットで「やめること」を決めましょう。そしてきっちりやめるのです。

と強調している。

そして新著の中でも、

何かを「する」と決めたときには、必ずセットで「しないこと」も決める

と説いている。

やらないことを決めてしまうことで、やることがはっきりと見えてくるようになるということとともに、現実的な時間管理の観点から一日24時間という限られた時間を最も効率良く使うための方法でもあるのだ。

やりたいことをやるために、必ず実行しなければならないことのひとつである。  

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5.まとめ

好きな時に好きな場所で好きな仕事をしながら人生を謳歌できるワークスタイルのフリーランス。

魅力的なスタイルと甘美な響きに誘われてか、サラリーマンからフリーランスに転向する人が年々増加しているようだ。

しかし、ただ流行に乗るような転向については氏は厳しく戒めている。

フリーランスへの転向を考えている人にはもちろんのこと、そうでない人にもぜひ読んでほしい一冊である。

 

こんな人に読んでほしい

  • フリーランスへの転向を考えている人
  • サラリーマンでなんとなく仕事や会社に不満をもっている人
  • 人生を今よりもっと輝かせたいと考えている人

あなたはいずれかにあてはまりますか?

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